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もっさもっさ 栽培記録
ささやまの縄文畑はこのとおり。

手前の枠が、ヤブツルアズキA群。最初に耕してから植えた方。ただし左半分は、ツルマメです。

右奥で見切れている枠が同B群、草取りもせずにそのまま植えた方です。草取りも耕しもしなかったので、もとから散らかっていたヤブツルアズキが混在しています。

現状では、A群もB群もほぼ同様の育ち。いやむしろ、B群のほうが元気なくらいです。それもそのはずで、B群は、人為的に植える前から散らかっていた種が芽を出していたので、スタートが違っていました。

周囲の草が伸びてくると日光が遮られますが、それに負けじと伸びて、伸びていく周囲の草に絡みついて一緒に上へ向かうことができたわけですから、当然ながらあとから植えたものよりも優位な環境を手に入れてきたのです。

A群は絡みつく相手がいない分、日光を独占できたので、成長は早かった。でも、周囲に絡みつくものがなかったので、最初は横へ横へとツルを伸ばしていき、地面で次第に密生してしまいました。結果、立てておいたピンポールにたどり着いて上に向かうまでの間、自分たちの葉で自分たちの日光を遮ることに。自縄自縛ならぬ自ツル自縛。いや、自爆か。

こうしてみると、ヤブツルアズキがまったく分布していない広場で始めたこの畑は、1期目こそ草取りをしてから植えた方がよくそだちましたが、2期目はそうではないかもしれません。

2期目は、最初に雑草を取るか取らないかよりも、適度な密度と、それぞれが巻きつける支柱のほうが大事ということがわかります。人為的に立てておくか、周囲に背の高い草が生えてくれる方がいいのです。

そもそも自然に散らかってしまった種は、土ごと除かない限り回収不能だから、勝手に生えてきてしまいます。もし生えてくるとわかっていたら、さて、採集した種を再度植えるなんてことは、するのでしょうか。

草取りをした方だって、耕した時の土を脇に退けておかなければ草取りをしない方と同じように生えてきてしまいますしね。

う〜〜〜〜ん。謎は深まるばかり。

ちなみに、縄文館にほったらかしにしておいた昨年のヤブツルアズキの種。

この1週間ほどの間に虫が大量に湧いてきて大変なことに。

笹山遺跡の草刈りをしている大先輩にこの話をしたらこういいました。

「ほれ、ひょうたんに入れるとか、ゆうごう(夕顔)にいれるとかして、キュッとしめる。それに日の当たらねーところに置かなきゃダメだ、そら。あと、日干しもちょくちょくしんきゃねこっつお。」

とのこと。

そういえば封筒に入れている方は、まだ虫が湧いてない。きっと、空気と、湿度と、光を最小限にしておく必要があるということなんだと思いました。

勉強になるなあ!

それから、ふと、食べられた部分の形状を見ていたら、そういえばこんな形の圧痕は、土器にもあるんだろうか。聞いたことないな。と思いました。

縄文人は、もし虫が湧いてしまったとき、どうしたんだろう。すくなくともそういうマメを土器には混ぜなかった、のかもしれない。虫の湧いたマメは土器に入れないのだとすれば、これは、一種のタブー(禁忌)だと思ったりするわけです。でました、新説。


調査員

(2017年08月21日)

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夏休み親子自由研究サポート 縄文土器をつくろう! 2日目
今日はひたすら暑かった。

「本当に倒れるときって、こんな日かもしれない。」

人生で初めてそう思いました。


サポートの2日目。

土器焼き&自由研究の締めくくりの日です。

ローテーションで火と土器の面倒を見るという策がうまくいき、

みんなが暑さを避ける時間が作れたのは良かったのですが、

でも自分のことを考えていなかったのは、良くなかった。

倒れなかったのは幸運としかいいようがありません。


土器は全て上手に焼けました。

それと土器鍋も「それっぽい」味に満足。子供たちもおかわりしまくり。

ボランティアの方々が、何日も前から準備してきたものです。

大変ありがとうございました。


自由研究は、本日の工程の記録を行ってから、

土器の計測、鉱物(胎土)の観察、略図作成。

研究の最初の最も大事な部分「観察」を重視したかったからです。

ここまでで、土器作りの全工程と、観察が終了。

あとは、「研究ノート」に書いたもののなかから種々抜粋して張り合わせれば「壁新聞」になりますし、

書いた順で文章を連結していけば「レポート」になります。


最後、「サンプル」として僕が作った壁新聞を掲示しました。

レベル的には研究ノートを全然かかなかった子供向けの、ほぼ「最低レベル」のものです。

だから今回の参加者が書いてきた研究ノートの内容の方が断然高いレベルだったことを、言い添えておきました。

もし真似されたら全てが水の泡だからです。

へー、と言っていた皆さん。しばらくするとなぜかスマホで撮影しはじめ・・・・

ここであまりにも心配になり、「こんな程度の低いものは、絶対に真似しないでくださいね!」と強調。

大丈夫だろうか・・・。

ともあれ、誰も怪我せず、無事に終えることができました。

笹山遺跡ボランティアの方が2名、いおサポの方が1名がお越しになりました。

それから、一般の方が、お茶の差し入れにくてくださいました。

みなさんに、感謝。


調査員

(2017年08月20日)

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夏休み親子自由研究サポート 縄文土器をつくろう! 1日目
今日は「サポート」1日目。

参加者数は以下のとおり

 工作のみ 子ども2名 + 保護者1名 =3名

 工作+研究 子ども4名 + 保護者3名 =7名

飛び入りの方もいらっしゃったので、

予約よりちょっと増え、にぎやかになりました。

この企画は「親子参加」ですので、参加人数は3名+7名で合計10名です。


サポートは今年でもう4年目。

設計図を先に書いてもらうパターンは昨年からはじめました。

土器を観察するということと、イメージを具体化することとの両面で学習するものです。

設計図と自分の作品とが相違するのは普通のことでして、なぜ違ってしまったのかを考えるきっかけを与えてくれるいい教材です。

また、これは研究の大事な過程でもあります。

研究をしたことがある人なら誰でも分かっていますが、一度や二度の失敗は一里塚。失敗をしなければ進めない道がある。

でも、一里塚にすぎないことが子どもにはまだ実感として理解できないので、失敗に落胆して心が折れかける子が、たまにいます。

見ていてちょっと気の毒になります。

そんなときは保護者さまの出番です。

もしも最近口をきいてくれない娘さんであればなおさら、

なおさら助けてあげて欲しいと思ったりします(大きなお世話)。

「サポート」は親子参加なのです。


さて。

この企画も、何度も繰り返すうちに、僕の課題だった自由「研究」の導き方に、

やっと一定の形ができたような気がします。

あまりにも自由だった1年目に比べて、子どもの選択肢はだいぶ狭くなりましたが、

「研究」としての意義の低下を最小限にとどめる道をやっと見つけた気がするのです。

毎年頭を抱えていたのが嘘のようです。

土器作りを自由工作ではなく自由研究の真ん中に据える道は「実験考古学」でした。


今日もまたお手伝いをいただきました。

笹山遺跡ボランティア1名、いおサポ1名、一般の方1名、計3名が

この時期に、たいへん忙しい時間をやりくりしてお手伝いに来てくださいました。

本当にありがとうございました。

8月20日は土器焼きです。研究に参加する人は、土器なべ試食付き。

土器作りも実験なら、土器を使った料理も実験です。

どんな味にしてくれるのか、いまから楽しみです。


調査員A

(2017年08月06日)

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「大人の土器作り」の募集が始まりました。
笹山縄文カレッジ「大人の土器作り」。

合計4日間ある長丁場企画です。

土器なんてちょいちょいちょいっと作れる、

そんな風に思う方も世の中にはいらっしゃるようで、

時折、そういう雰囲気の質問を受けたりしますが、

実際は最低でもこれだけの日数がかかります。

土器作りを通じて、きっと縄文人の手わざの巧妙さ、

その匠っぷりに感動できることでしょう。


講師はかつて文化財課でも働いていた桾沢さん。

十日町市内では、僕の知る限りおそらく最高の作り手のひとりじゃないかな、と思います。たぶん。

僕としても、大変楽しみなわけです。


個々人の参加日程や時間は、4日全部とはいかなくても、

若干の融通を利かせられるかもしれません。

土器作りに興味があるけど、日程が・・・という方はとりあえずお問い合わせください。

お待ちしています。

調査員

(2017年08月04日)

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