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神宮寺観音堂・山門

神宮寺は大同2年(807年)妻有庄の鎮守として創立され延宝8年(1680年)に曹洞宗となりました。観音堂は、棟札から元明元年(1781年)の上棟で大工は、山門を建立した出雲崎の山田惣八と同系の大工の作と考えられています。山門は、棟札から宝暦13年(1763年)の上棟と考えられています。

2つの建物は急こう配の茅葺屋根など、毎年訪れる豪雪に耐える建築となっており、これらを生み出した優れた技術集団がこの地方に存在したことを示しています。

また、寺にある木造彫刻が新潟県の文化財に、境内地及び山林が史跡として十日町市の文化財にそれぞれ指定されています。

観音堂

桁行三間、梁間四間、廻り縁付、入母屋造り一重で茅葺、正面千鳥破風附
向拝一間、軒唐破風附
軒高6.65m、棟高17.2m

山門

三間一戸楼門、入母屋造りで茅葺
軒高6.7m、棟高13.56m

  1. 種別 建造物
  2. 名称(読み) 神宮寺観音堂・山門(じんぐうじかんのんどう・さんもん)
  3. 記号・番号 建・第19号
  4. 所在地 十日町市四日町1300
  5. 管理者 神宮寺
  6. 指定日 平成3年3月29日

神宮寺観音堂

山門