縄文ツアーズ

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十日町縄文ツアーズ

十日町縄文エクスペリエンス

OVERVIEW

新潟県十日町市。

ここは、縄文の至宝・火焔型土器(国宝)にはじまり、古代以来の織物産業、日本最古の雪像の祭典「十日町雪まつり」、そして近年は日本の現代芸術祭の先駆けである「大地の芸術祭」でも知られ、実に芸術文化の色濃い土地です。

マ・ヤンソン/MADアーキテクツ「Tunnel of Light」 Photo by YAMADA Tsutomu

冬は深い雪に覆われるこの豪雪地は、約4か月間、真っ白で柔らかな曲線に包まれた世界となります。このような厳しさと優しさの両面を備えた自然環境がこの地の芸術の根源となったのかもしれません。

国宝・火焔型土器が出土した縄文時代の遺跡「笹山遺跡」をメイン舞台にして、芸術から地域性を読み解く試み、「十日町縄文ツアーズ」を開催します。本プログラムは、芸術を生みだす文化の根幹は衣食住にこそあるとのスタンスから、アクティビティ、十日町市博物館ガイド、そして遺跡の上の野外レストランでフルコースディナーをいただくツアーとなっています。

令和2年度の十日町縄文ツアーズは、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、プログラムの一部を中止し、「十日町縄文エクスペリエンス」としてお届けします。

PROGRAM

縄文アクティビティ

※令和2年度は新型コロナ感染症拡大防止の観点から
縄文アクティビティは中止します。

縄文人の生活は文字通り自然とともにありました。農耕、牧畜、養殖といった食糧生産はあまりせず、野山や海川から狩猟・採集によって得られる資源に依存し、また生活上のあらゆる道具の材料も自然から得ていたのです。
このアクティビティでは、採集体験と疑似狩猟体験を行います。この体験を通じて、山の恵みに感謝するとともに、縄文文化への理解をより一層深めることができるでしょう。

採集体験 ※中止
生業用の衣服(上衣)を着て、ブナ林の中で食用植物の採集体験を行います。
縄文人は多様な生き物の命が循環するゆりかごともいえる落葉広葉樹林から豊富な種類の食糧を得ていました。ひとつひとつの資源は少量でも、多種類を取ることでお腹を一杯にしていたわけです。このような森の恵みこそが、1万3千年もの長いあいだ、農耕・牧畜のような集中的な食糧生産に向かわなかった理由のひとつなのです。
この採集体験で得られた植物の一部は、夜の縄文レストランで食べることができます(毒キノコ等は除く)。

狩猟体験 ※中止
生業用衣服を着たまま、今度は疑似狩猟体験を行います。狩猟には、罠を使うものと槍や弓矢を使うものとがありますが、ここでは縄文時代を再現した漆塗りの弓を使う弓矢猟の疑似体験をゲーム的に楽しみながら行います。
縄文人の弓矢猟は、イノシシやシカをメインとし、時にはクマのような大型の動物を対象にします。多人数の勢子とともに、地形を利用して獣を尾根筋から谷筋へと追い込んでいき、しだいに接近して最終段階で射殺します。動物は、射られてもたいていはすぐ絶命せず、しばらく逃げ続けたりするので労力がかかり、逆襲される危険も伴います。動物的(まと)のどこを狙ってあてればいいか、ガイドのレクチャーをしっかり聞いて、発射してみてください(動物的は逆襲しません)。

十日町市博物館

国宝・火焔型土器(十日町市博物館)

新築移転して2020年6月に開館したばかりの十日町市博物館。3つある常設展示室のひとつ「縄文時代と火焔型土器のクニ」を、学芸員の特別解説付きでご観覧いただけます。縄文の国宝・火焔型土器が常時展示されており、真新しい展示室にてご堪能いただけます。
ツアー参加の皆様だけの貸切りです。普段は聞けない裏話や国宝・火焔型土器にまつわるエピソードなど盛りだくさん。いつも疑問に思っているけどなかなか訊けないあんなことやこんなことにも学芸員がお答えします。

縄文レストラン

縄文時代の多岐にわたる自然食材と現代の地元産食材とをクロスアレンジし、現代人の嗜好に合うよう美味しく調理して提供するスペシャルメニューを提供します。素朴と思われがちな縄文食が、見違えるようなディナーに変貌するさまをお楽しみいただけます。

上)会場、下)前菜の例(ともにASOBO JAPAN 縄文レストランより)

十二講 ※中止
食事の前に祭礼用の縄文服に着替えていただき、笹山遺跡のためにアレンジした十二講(じゅうにこう)に参加していただきます。十二講とは、本来一年で最も雪深い2月頃、十日町市内の各所で山仕事の安全を山の神に祈願する祭礼です。
実は縄文時代には動物と弓矢を使う儀礼がありました。狩猟を始めとする山仕事の安全祈願や恵みへの感謝が込められていたと考えられます。採集と狩猟を体験した参加者の皆さんも、十二講を通じて山の神に感謝し、安心して食事できるように是非一緒に祈りましょう。

縄文レストラン
レストラン会場は、国宝・火焔型土器が出土した笹山遺跡。
いまも大量の土器が眠る遺跡の真上にレストランを開設し、お食事いただけます。遺跡に復元設置されている竪穴住居内にはこの日のためだけに縄文時代の室内調度品を設置し、住まいの空間を再現しました。ここで国宝・火焔型土器を精巧に再現した土器を使って調理実演します。もちろん料理の一品として食べていただくことができます。

芸術の原点において五感でご堪能いただく「縄文×現代」の至高のディナー。どうぞご期待ください。

火焔型土器レプリカを使った調理

SUPERVISION

メニュー監修
堀 知佐子 氏
管理栄養士・アンチエイジング料理スペシャリスト・食生活アドバイザー/(有)コウズホーリー取締役/(株)菊の井常務取締役/京都の調理師学校で教鞭をとった後、京料亭「菊乃井」の物販事業部の責任者となる。2008年にアンチエイジングをコンセプトとしたレストラン「リール」を開業。「食べ物が身体を作る」をコンセプトにメニュー構成し、新しいレストランとして注目を集める。

メニュー時代考証
庄田 慎矢 氏
北海道釧路市出身。考古学者。文科系の学問と捉えられがちな考古学に生化学の方法を積極的に取り入れ、過去における人類の食・調理の多様性と発展の歴史について、ユーラシア大陸各地の遺跡をフィールドに研究を進める。趣味は料理。国立文化財機構奈良文化財研究所国際遺跡研究室長。イギリスヨーク大学考古学科名誉訪問研究員。

左)堀 知佐子 氏、右)庄田 慎矢 氏

ご利用

開催日時

2020年11月7日(土)17:00~20:30

スケジュール

17:00  十日町市博物館 集合
17:15  博物館見学
18:30  縄文レストラン@笹山遺跡
~20:30 解散

ご予約・お問合せ

縄⽂エクスペリエンスへのご参加・申込みは以下の専⽤ページへ
「十日町縄文エクスペリエンス」特設サイト

主催

十日町市教育委員会

企画

十日町市教育委員会、株式会社未来づくりカンパニー

運営

株式会社未来づくりカンパニー

運営協力

あてま森と水辺の教室ポポラ、伊乎乃の里・縄文サポートクラブ、一般社団法人十日町市観光協会、NPO法人地域おこし、食楽空間だぼる、中条農商工れんらく会、中条地区振興会、松之山温泉合同会社まんま、雪国Base、ラーメン土竜

平成31年度文化庁文化資源活用事業費補助金(Living History 促進事業)