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HAKKAKE展示 カルカロドンの歯の化石

HAKKAKE展示

カルカロドンの歯の化石

日時

2020年8月5日(水)〜2020年10月12日(月)

会場

HAKKAKE(十日町市民交流センター「分じろう」内 文化歴史コーナー)

内容

葎沢(むぐらさわ)で発見されたカルカロドンの歯の化石を展示します。 

カルカロドンは、約2,800万〜258万年前に世界各地の海に生息していた巨大なサメで、和名ではムカシオオホホジロザメと呼ばれています。軟骨魚類のサメ類は、歯以外は化石として残りにくいため、実体は明らかではありませんが、最大体長は約13〜16mに達したと推定されています。

今から40年ほど前、中里地域葎沢集落近くでカルカロドンの歯の化石が発見されました。この化石は約1,500万〜1,200万年前に堆積した七谷層(ななたにそう)と呼ばれる地層から見つかったことから、当時は十日町地域が海であったことを示す貴重な資料と言えます。

文字で書かれなかった時代について、化石は当時の環境や歴史を明らかにしてくれる貴重な資料です。