本町中心部は、明治33年の十日町大火でほとんどの建物が焼失しましたが、織物産業の力で目覚ましい復興を遂げました。当時の多くの建物が取り壊されるなか、角屋社屋別館はその繁栄ぶりを感じ取れる建物として現存しています。 建物の特徴として、切妻造り妻入で、側面の軒はセガイ造りとなっていることや、吹抜けのチャノマは積雪期には高窓から採光する造りであることなど、豪雪地の町屋の様子をよく示しています。
令和3年(2021年)10月14日に、国の登録有形文化財に登録されました。
木造二階建、鉄板葺、建築面積206㎡