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HAKKAKE展示 縄文土器の中に入った縄文土器(樽沢開田遺跡)

HAKKAKE展示

縄文土器の中に入った縄文土器(樽沢開田遺跡)

日時

2021年4月7日(水)~2021年6月7日(月)

会場

HAKKAKE(十日町市民交流センター「分じろう」内 文化歴史コーナー)

内容

樽沢開田遺跡は、十日町市樽沢地内にあり、県営中山間地域総合整備事業に伴って、平成21(2009)年5月下旬~10月上旬に発掘調査が行われました。土器捨て場の調査途中に、入れ子状態の土器が見つかりました。発見時は、2個体の土器が入れ子状に重なっていると思っていましたが、記録をとって博物館に持ち帰って洗浄してみると、3個体の土器が入れ子状に重ねられていたことがわかりました。これら3点の土器を含む樽沢開田遺跡出土品98点は、平成28(2016)年に市指定文化財に指定されています。

何のために土器を重ね、石で蓋をしたのか、発見以来12年ずっと調べていますが、よく分かっていません。しかし、約3,200年前の十日町地域の歴史をひもとくうえで重要な資料です。是非一度ご覧ください。