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HAKKAKE展示 弥生時代の甕(かめ) 城之古遺跡

HAKKAKE展示

弥生時代の甕(かめ) 城之古遺跡

会期

令和4年2月9日(水)〜5月9日(月)

会場

十日町市市民交流センター 分じろう HAKKAKE(文化歴史コーナー)
住所 新潟県十日町市本町2丁目226−1
見学可能時間 9:00〜17:00(※火曜休館)

内容

今回のHAKKAKE展示は、十日町市の城之古(たてのこし)遺跡で出土した弥生土器の甕(かめ)で、弥生時代中期中葉の紀元前300〜150年くらいのものです。

城之古遺跡は1978年・1996年の発掘後、ほとんど注目されていませんでしたが、2021年にあらためて行った検討によって、魚沼地域を代表する集落だったことが判明しました。北陸から新潟を中心とする日本海側地域と長野北部とを結ぶ地域のうち、信濃川流域の交流の実態を解明する重要な手がかりとして、近年の新潟県内の弥生時代研究の中で最も重要な発見(再発見)のひとつとなりました。

今回の展示では、重要な発見の契機となった北陸地方の小松式土器と、信州地方北部の栗林式土器の両方を展示します。重要な資料ですが、表に出ることのほとんどない土器です。この機会に是非ご覧ください。

※HAKKAKEは、中心市街地に位置する十日町市市民交流センター「分じろう」(十日町市本町2丁目226-1)の「まちの文化歴史コーナー」です。HAKKAKEでは中心市街地に賑わいを持たせるために、博物館のサテライトとして収蔵物を入れ替えて展示しています。