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復元住居の修理

笹山にある復元住居の修理をしました。

茅(かや)が抜けやすいので毎年のように補修していますが、加えて今回は一番上の杉皮を抑えている木が腐って落ちてきたので、それも直しました。

茅の抜けは、屋根を急角度にしたことが原因の一つのようです。これからもずっと抜け続けて費用もかかります。個人的には土屋根にしたいところですが、そうなると建て替えるより大変だそうです。無念です。
直したい部分といえば、屋根の構造材にスギを用いている点もそう。本来ならクリが有力なわけですが、費用の関係でこうなったと聞いています。
復元というのは、絶対の正解がないのですが、それでもなるべく正解に近いものに向かいたいところです。

そういえば最近、浅鉢(3月)と杓子(5月)が納品されました。

浅鉢は笹山遺跡の国宝浅鉢の縮小版。杓子は東京の某遺跡を参考に制作したものです。浅鉢はベンガラで赤く塗ってあります。塗った土器なんてあまりイメージしたことがないので、ちょっとドキッとしますね。

杓子のデザイン、どうですかコレ。縄文人の感性の不思議さを物語る一品かと思います。「十日町縄文ツアーズ」のハイライトとなる「火焔型土器鍋」で使います。

使うのが楽しみです!

調査員 阿部