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笹山日記|十日町市教育委員会

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笹山日記

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この火なんの火
涼しくなってきてスピードアップ。

休憩が待ち遠しかった7月8月とは打って変わって涼しい毎日。気持ちよく作業できます。気持ちよすぎて仕事しているのが嫌にな・・・ったりするはずがありません。元気モリモリです。

今日は一番上の礫層直下から出てきた「焼土」を割ったりしていました。かつてこれほど焼土が大事に感じられた調査があったでしょうか(いやない)。

焼土というのは、土の上で火を焚いたときに土の中の鉄分が酸化して赤褐色になったものをいいます。土器と同じく焼きしめられて硬くなっています。発掘する土って、黄色から茶色、あるいは黒っぽいのが多いので、赤っぽいのが出てくるとちょっとウキウキします。仕事帰りの夜の赤提灯と一緒です(ちがう)。

焼土が形成される理由はもちろんそこで火が燃えていたからなのですが、例えば住居の炉があったとか、鍛冶工房があったとか、窯があったとか、そんな可能性が考えられまして、どれが正解かは伴う遺構や遺物で間接的に推測することになります。

いまのことろ焼土のなかから機能などを推測できそうな遺物は出ていませんから、期待は周辺に向くことになります。

で、建物跡に伴う可能性を考えて、周囲から柱穴がみつかることなんかを期待していたのですが、どうもそれもハズレのような気配です。なんで焼土があるのかまだ手がかりがない状態です。

仕方ないので、焼土と一緒に出ている細かい炭を回収して、あとで年代測定しようかと思います。測ってみて「縄文時代でした」ってなったら、「え・・・・!」ってなりますけども、やっぱり測ってみたい。

本来はいますぐ測れればいいのですが、フトコロ事情というのもあるわけで、簡単ではありません。いずれまた、という感じになるかもしれません。

調査員

(2018年09月18日)

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大きい土器!
新しい耕作痕を丹念に掘っていた作業員さんがいいました。

「これ土器ですよね、大きいですよ。」

それを遠目に見た私は、

ああ、大きいですね。土器ですか、縄文っぽいですね取り上げていいですよ。

と。

でしばらくしてもまだ「取り上げた」との声がないので見てみると、逆かさっぽい土器が深さ30センチくらいになっている。

ありゃー、これまた、どうしたことか。耕作痕のなかから縄文土器1個体?ん〜・・・。

で、結構長いこと取り組んでいらっしゃるんだけど終わる気配がない。

でも何かの理由で埋めたものかもしれないから念のため写真を撮りましょうということになり、表面を洗ってもらうことにしました。ブラシと水を用意してゴシゴシ始めた、

その時です!

ん?

なんか地肌がゴツゴツしてませんか。どれどれ僕もやってみます、ブラシ貸してください・・・

ん。。。。これ・・・・・


石ですね。

深鉢型土器の完形品に似た石です。


ガビーン(古)、という作業員さんの表情に、

かける言葉もあまりなく、まあそんなこともありますよ、などと言って、そうそうに埋めるようにお願いしました。

・・・・本当を言うと、こんなことは初めてでしたが笑


調査員

(2018年09月12日)

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一週間ぶり
今日の午前中は市内の小学校へ、土器作り体験授業に。

途中で投げ出さず、根気強い児童の多いクラスでした。

突起が流行ったのが気になりますが、、国宝のまちですからね、そりゃまあそうでしょうという理解で。

焼くのが楽しみです。

午後は発掘へ。

一週間ぶりに見る遺跡はちょっと違ってみえるような気がしていましたが、

いつも通りでした。残念!

でも、この数日間、遺跡の中の地質について勉強していたせいで、土層のかべをじ〜〜っと見たら、前にはわからなかったことが少しわかるようになっていました。なんとなく行っていた「分層」に、それなりの理屈をつけられるような気がします。

あくまで「気がする」だけなので、明日には嘘だったと暴露するかもしれませんけども、そのときはどうかご容赦。

調査員

(2018年09月11日)

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よーく考えよー工具は大事だよー
今日は午前中はたまった雨水の処理をして、解散。

午後は、笹山縄文館の整理室や道具の清掃をして、明日の授業の準備をしていました。小学校のでの土器作りの授業です。

授業はもう7年目ですが、その学校では3年目だと思います。

大きい土器は児童にはまだ難しいので、砂を合わせて700gくらいで作れる小さい土器を作ります。設計図作りを入れて4時間くらいでしょうか。4時間っていうと、早い児童は時間をやや持て余し、遅い方の児童は最後の施文が終わらないかなー、という時間です。

準備段階で毎回悩むのは、サンプルの選択。

サンプルはある意味これから作ろうとする土器の未来みたいなものですから、「わーいいなー」と思えるものがいいはずです。

でも、初心者の傾向の一つにサンプルに引きずられるというのがあります。児童はもちろん大人でもそういう感じがあります。実物の土器よりも黒板に書いた例とか、参考に持って行った模造土器とか、テキストのイラストとかに引き寄せられていく。「このサンプルは難易度高い例ですよ〜」と言っても、ついついそれを真似してしまう。

で、終わらない(当然)・・・悲しいことです。

とはいっても、作る気マンマンに燃えている児童に「それは難しいからやめたほうがいい。」とも言えません。モチベーションに関わるだけに言い方が難しいのです。

だから、準備段階で模造土器を手に取りながら、どれを持って行こうかとか、どのタイミングで見せようかとかで悩むし、現場に臨んでからは黒板に描く土器の形まで悩むわけです。

(ちなみに先日実験的に作った土器は7時間の作品ですから、不適当なのでもっていけません。く〜せっかく作ったのに!)

黒板に書く土器は・・・・まだ悩み中です。

ところで土器作りの工具は大事ですね。
青春18土器作りをしているときに講師の先生に聞いたらやっぱり沢山の工具を使い分けているとのことでした。縦に半分に割った細い竹(笹?)だけでも、10個以上持ってらっしゃいました。「こんなに!ずるい!」とは言いませんでしたが、きめ細かい文様を見ているとそれくらい必要なことは簡単に想像できるのでした。

画像の土器は本物の土器です。
細く、直線的で、シャープな文様がわかると思います。特に並走する沈線に殆どブレがないのがすごく不思議です。工具を走らす時、ほんのわずかな石がぶつかっただけで曲がって台無しになるだろう、繊細な文様。何をどうしたらこんな風になるのか。よくわかりません。私たちの知らない、何か特別な工具や施文方法があるんじゃないかと想像してるのですが・・・・縄文人はすごいです。

調査員

(2018年09月10日)

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青春18土器作り 3日目
土器作り、4回シリーズの3回目。

泣いても笑っても施文は今日で終わり。

さーみなさん、

どうですか〜〜〜?

「宿題前提です」。


そんななか、講師の小沢先生がご自分でお作りになった土器を持ってみえました。嬉しいことにどちらも笹山遺跡の土器をモデルにしてくださいました。すごーい。

笹山縄文館にある「エース」と「準エース」。本物を前にして作ったのではなく、パパパッと写真を撮ってそれを参考に作ったとか。

さすが〜〜〜!!といったところです。でもご本人は「赤点ギリギリ」とのこと。

厳しい世界です。


調査員

(2018年09月08日)

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青春18土器作り 1日目
今日は笹山縄文カレッジの土器作り1日目でした。

昨年は「大人の土器作り」という名称でしたが、

年齢に関わらないことを強調するため、「青春18」になりました。

いわゆるひとつのパクリ系です、すみません。

いろいろあって、結局5名の参加者様がお見えになりました。

経験のある方ない方いろいろです。


今日はモデルにする土器選びから、設計図作りと胎土(たいど)作りなど。

和積みまでいけると思ってましたが、今日の参加者様は慎重でした。

ムードなのかもしれません。

「おウチで宿題する」というのが前提の、不思議なムード・・・。

何やら不安ですけど、今日を含めて4回、皆さん楽しみながら頑張りましょう。

調査員

(2018年09月01日)

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みずみずしい
一昨日の夜から今朝までに降った雨は結構な量でした。

「昨日の夜、滝のような雨が降った」と聞いた時は、

それに気づかずぐーぐー寝ていたことはさておいて、

目の前が暗くなりました。


毎日、お天気との戦いです。

午前中の作業はいつもより長めの水抜き作業でした。

画像をみてください。ブルーシートがパッツーン!と張っているのがわかりますでしょうか。

水がブルーシートを引っ張っているんですね。画像では見えないところにも水が溜まっているんですね。

毎度のことながら「うへー」と思います。


調査員

(2018年08月30日)

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焼きたての土器は神秘的
朝雨がザーザー降っていたので心配された現場は無事でした。

とはいっても、まずは水抜きから。

みなさん慣れたもので、すすす〜〜っと抜き終わり。

ここ2ヶ月余りで格段に良くなったチームワークを

存分に発揮していただきました。頼もしい限りです。


現場で、進捗状況の話をしました。

埋没河川の土の量が多すぎて、中世面の全ては掘り尽くせないだろうことや、遺構の時期がわからないことについてもお話ししました。

じゃあ、一体今掘っているのは何なのか・・・・?

モヤモヤしますが、「それをわかるようにすることが目的なので、これからもうひと頑張りです。」、と言ってまとめたのでした。

それはそうと、「縄文土器を作ろう!」で焼いた自分の土器を、昼休みを使って追加焼成しました。ちょっと生焼けの部分があったからです。

取り出した土器は、キンキンに熱せられて赤みを帯び、ちょっと神秘的な感じでした。

現場写真がない代わりに今日はこれで・・・。

調査員

(2018年08月24日)

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「私も縄文の発掘に関わったということに!」
笹山縄文館の管理事務室にいるひとりの御仁が

「発掘を一度体験してみたい」とのこと。

「じゃあ、ちょっとだけ」ということで調査区へ。

1時間くらいで「いやあ、大変ですね。」

そして2時間で「存分に味わいました。」

その間、縄文土器辺が1個見つかったみたいで、

しげしげ眺めながら

「これで私も縄文の発掘に関わったということに!」

とツイートしておられました。


調査員

(2018年08月23日)

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測量等につき・・・
涼しい日が続くといいなと思うとまた暑さがぶり返します。

そんななか、おおよそ出尽くした感のある遺構を測量しはじめました。

発掘すれば出てくるものといえばお宝もとい「遺物」(いぶつ)と、建物跡などの「遺構」(いこう)です。

そのどちらであっても欠かせないのが測量です。遺物ならその場所を3次元的な座標値で記録する必要があり、遺構なら座標値をもとにその形状を同じく記録する必要があります。

遺物の測量は簡単です。1点単位で出土場所の中心点を定め、そこを測ればいいのです。

でも遺構の測量は数段面倒です。掘削の進行と噛みあわせながら進める必要があるからです。

遺構が見つかる時はまず、周りと違う色の、円とか四角とかの形が見えます。「遺構っぽい」ということになれば、その段階できれいに削ったり掃除をして記録写真を撮ります。「プラン検出状況」などといいますが、「発見状況」という方が適当だろうと個人的に思っています。

それから、ケーキを切るように中身の土をわけて、そのうち半分だけ掘って中を拝見し、また掃除をしてから埋土の断面の地層を撮影記録します。ここで最初の測量が入ります。遺構の縁と断面の地層区分線を測量します。この段階は「半截状況」といいます。

それから、残りの半分の土を掘って全体を確認し、また清掃して写真記録をとってから、測量します。この段階は「完掘状況」といいます。

検出した後も、掘って清掃、撮影、測量、掘って清掃、撮影、測量で、2段階あるわけですね。

2段階の作業は時間をあけたり日を違えると遺構の状態が変化して手戻りが増えることがおおいので、できれば同日にやってしまいたいのが普通です。

でも掘ったり撮影補助をするには複数の掘削場所から一連の作業を理解できる人員を割いて行うことが多いので、一部でやっている作業にもかかわらず全体の工程に影響が及びますから、これだけを集中して行うのもまた難しい。

とくに人員が足りない発掘作業では、リアルタイムで進む現場の工程管理がタイトになりがちです。

時間を圧迫する非効率な要因はできるだけ除くように毎日腐心しているのですが、昨日と今日は測量が集中し、精神的に非常に疲れました。

今日はいつにも増して、調査区の横を通る車が多く、「なんかでてるのかな」的な熱い視線を感じましたが、笑顔の一つ向けられませんでした。

が、そういう事情につき、どうかご何卒容赦くださいますよう・・・。

調査員

(2018年08月21日)

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モグラの発掘にお盆はない
人間様たちは、お盆休みでしばらく発掘していませんでした。

十日町は、どちらかというと(というかたぶん圧倒的に)「帰省される」地方なので、それを迎えるためにみなさんお休みします。

しかも、結構長い。

ここらが地元でない僕にとっては、「え」と思うことがしばしばです。

でも、地元にありながらお盆に全く休まない衆がいることを、

現場のブルーシートを剥いで気づかされました。

かせぐねー!


調査員

(2018年08月20日)

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夏休み親子自由研究サポート 縄文土器を作ろう 2日目
今日は自由研究の土器焼きでした。

朝から火を焚いて参加者を待ち、お越しの順に「あぶり」工程へ。遅く来た人は、それはそれで。

マキの投入も土器の回転も体験の一部。ちょっとしたコツだけお教えして、後はほとんど自由にしてもらいました。

皆さん楽しそうに焼いてましたし、一部の突起や施文が取れた以外、大きな破損はなく焼きあがりました。よかったよかった。

実は、ある施設での体験イベントの参加経験から、ものは試しと思って、最近は挨拶とか説明を「ユルめ」にしています。

そもそも興味のある人はどんどん聞いてくるので、それにお答えする形で補うことにしています。

それと、資材の運搬など、体験の一部になりそうなものは、参加者にしてもらうように心がけています。つい運営側がやってしまいそうですがそこをグッとこらえて。「結構大変だなー」という感想があれば、「縄文人は山で切り倒して持ってくるんですよ」なんて話を挟んで「確かにそうだよね!」と言って盛りがあります。

体験メニューにありがちな「お膳立て」をなるべく少なくしていくことで、参加者の体験の幅や深みを大きくして、且つ運営側の負担を軽くするという、2つの効果が期待できるわけです。

午後は壁新聞づくりでした。

全体の工程と、作った土器の記載をして、できたネタをレイアウト。一緒に作ったネタの分量が多すぎて、どれを入れるか悩むかもしれません。でも、足りないってことは絶対ない。

夏休みもあと10日くらいでしょうか?完成することを心からお祈りしつつお見送りしました。

調査員

(2018年08月19日)

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水抜き
今日は朝からドザーッと雨が降りました。

現場の乾いた土が少しは潤うことを喜ばしく思う一方で、

ブルーシートに溜まった水を取り除く作業の大変さを思い、

若干憂鬱になりました。

現場にはいつもより少し早く到着し、あちこち現場検証。

水没はしてないものの、作業的にはやっぱり大変そうだと確認。

まだ降っていたのでしばらく作業員さんたちと待機してから、いざ作業開始。

「もう腕が上がらない!」と叫ぶ寸前までバケツをあげ続けました。

あまりにも疲れすぎてその後の作業はあまり覚えていません。

あ、そうだ、溝の写真をとりました(いいカメラで)。


調査員

(2018年08月10日)

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現場の作法
昨日降った大雨が、ブルーシートにたっぷり溜まっていました。

朝の最初の作業は水抜きから。バケツリレーで1時間もかかりました。ユンボもなければ、ベルトコンベアもなく、そして水抜きポンプもない三重苦。30年以上前の笹山遺跡の発掘調査でさえベルトコンベアはありました。それ以前の状態ということです。恐ろしや。

水抜きが終わった後は、いつの時代のものかわからない溝を掘っていました。

やっぱ耕作痕かなーとつぶやくと、農業経験の豊富な近所からきている作業員さんはこう言いました。

「いや!普通はこんなに深く(30cmくらい)は掘らないし、だいたいこの辺にトラクターが入ってるのは見たことがない。」

じゃあやっぱり何か別の目的の溝か。もしどこかで90度折れ曲がっていれば、それっぽくなるんだけどなあ・・・。

もうちょっと掘り進める必要がありそうです。

出土遺物は、あいかわず中世ではなく縄文です。

今日の遺物は「マフ」。磨製石斧の略です。

ちなみに打製石斧の略は「ダフ」です。「ダフだ!」と誰かが叫んだら「ダッフンダ?」と返すのが発掘現場の作法です(うそ)。


調査員

(2018年08月07日)

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大雨につき
雨が降ると逆にすることが増える気がします。

今日は朝から大雨で、どば〜〜〜!っと降っている最中に笹山縄文館へ。

発掘調査はもちろんお休み。「縄文土器を作ろう!」(2日目)の準備にやってきたのでした。サンプルにするミニ土器の製作実験です。

素人の、そしてたぶん平均より下手くそな方の僕が、初期の火焔型土器の頸部よりも上だけ、鉢形土器のように作ってみたら、どのくらいの時間が必要か・・・という実験。

昨日と合わせて結局7時間近くかかりました。粘土は500g、砂は200gで、です(かかりすぎ?)。

やっぱり隆帯モリモリは大変。それと、粘土に混ぜている砂の粒子が比較的大きいので、細かい文様が施しづらいという点もよくわかりました。隆帯と砂は時間が掛かる2大要因かもしれません。

実は、今回の「サポート」ではこれまでになくたくさん「最後まで終われない方」がでました。いろんな要因がからんだことはわかりましたが、でも定性的にみてばかりでは今後も手探りが続いてしまいます。これからは定量的に見ていく必要を感じて、今回の実験をしてみたのでした。

結果からすると、隆帯モリモリの土器は2時間程度じゃ作れないし、それどころか1日やっても終わらなさそうだとわかりました。じゃあどれくらいのレベルなら作れるのか。まだ実験がいりますが、こうしていくつも作るうちに上手になってしまって実験にならないかもしれません。

運営的には、定型的なものを作るのがきっと一番いいのですが、ド派手なオリジナルを作りたいのも人情です。また考えてみたいと思います。

調査員

(2018年08月06日)

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